tent-Mark DESIGNS グランドハット1 インナー改造
tent-Mark DESIGNS グランドハット1のインナーテントにファスナーを追加。
インナーテントを『全開仕様』にしました。
こちらのインナーテントはファスナーを開けてもパネルが半分残る仕様となっています。
画像の赤い部分は開けられません。↓
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「着替えや、雨の日でテント内に長く滞在するときに狭いと感じる」との事で
全開にできるようファスナーを追加する加工をお受けいたしました。
ファスナーは既存のファスナーと合わせて『YKK 3C』を使用。
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作業開始です。
まずはファスナーのラインを決めましょう。
既存のファスナーと違和感がないように型を合わせます。
![](https://r-houseiten.com/wp-content/uploads/2022/03/502fafc51bafa577276df8f703494ccf.jpg)
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こんな感じでしょうか。仕上がりをイメージします。
![](https://r-houseiten.com/wp-content/uploads/2022/03/4c50a3aacc68885c2b139ba95c38e07a.jpg)
あとは・・・頑張って縫います!
が、縫う前にしっかり準備しましょう。
かなり薄い生地なのでミシンのセッティング(糸や針の選定,押さえ圧力 等々)を念入りに。
このセッティングを怠ったり、判断を誤ると仕上がりが悪くなります。
そしてアールなので慎重に合わせながら縫わないとファスナーの端と端が大幅にズレます。
慎重に縫い始めます。一点モノなので失敗は絶対に許されないです。
緊張で自分の鼓動を強く感じます。
ですが、焦ったり弱気にはなりません。
私たちはプロですから。
お客様から大事なテントをお預かりし、そしてお金をいただいている責任があります。
昼間に始めた作業も気がつくと外は暗くなっていました。
そして、ついに出来ましたっ。
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![](https://r-houseiten.com/wp-content/uploads/2022/03/3d494c50a7689c36261e9d80082b9f0f.jpg)
前後のパネルが
『全面解放‼』です。
加工前と比べてかなり広く感じます。壁一枚があるかないかでここまで違うかってくらい広く感じます。
この加工を考えたお客様のアイディアに脱帽です。
この加工により、状況によっていろいろな使い方ができると思います。
このテントの魅力がより一層増したのではないでしょうか。
かなり欲しい逸品です。
お客様へお届け後・・・
『使い勝手が1000%増し』
と大変喜んで頂きました。
ご依頼ありがとうございました。
テント名 | tent-Mark DESIGNS グランドハット1 |
加工内容 | インナーテントへのファスナー追加2カ所、ループ追加2カ所 |
加工費用価格帯 | 20,000円~30,000円 (税別) |